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【大繁盛!まんぷくマルシェ3 】どのキャラも愛しい。各キャラEDの感想

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最新作、待ってました!!

このマルシェシリーズが大好きで前作・前々作とプレイ済みです。

全キャラのED回収を終え、今はやりこみ要素を楽しんでいます。

生き生きとしたキャラは健在。

新キャラもそれぞれ魅力的で、あっという間に好きになりました。

マルシェシリーズ特徴のドット絵も相変わらずキュートでした。

店番以外のキャラは「営業」としていろんな行動があるんですが、キャラそれぞれに「らしさ」があらわれています。

例えば兄弟子のキキョウは面倒くさがり屋な性格なので全体的にスローペースな動き。

常に忙しないモーションをするリンドウと並ぶと余計に目立ちます。笑

ところが「和菓子修行」で和菓子を作る動きに注目して見ると、今度はキキョウの方が手際よくて、リンドウの動きはちょっと遅いのです。さすがやれば出来る兄弟子。

こういう作り込みを一つずつ見るのが楽しみで、飽きずにプレイできました。

マルシェシリーズはこれにて完結とのこと。

集大成らしく、キャラそれぞれが今後どのように生きていくかという未来を感じさせる終わり方でした。

↓以下それぞれのキャラEDの感想。ネタバレ注意です。

目次

キャラ別 エンディング感想

ユーカリ&ネリネ

ユーカリは一作目からずっとそうでしたが、とってもマルシェメンバー想い!

自分のことだけを見るのではなくて、マルシェのチームワークという広い視野を持ってみんなのことを見ている。

ユーカリが見つけた「未来のシェフたちへのお手伝い」というこれからの目的は、ユーカリにぴったりだなと心から思います。

主人公(以下デフォルト名のランチ)が最初に出会ったのがユーカリじゃなくてフェンネルだったら大変そうだもの…。笑

ネリネは、やりたいことが最初から明確で、終始強くてかっこいい女の子という印象。

ほわほわ系ユーカリと見た目のギャップはありますが、二人とも芯は強くて仲がいいのも納得です。

三人が並んで歩きだすスチルに、王国の希望に満ちた未来を感じました!

マジョラム&オレガノ

最初はまだ自分のやりたいことが見つかっていなかったマジョラムが、それを見つける展開が素敵でした。

選択に迷うマジョラムにアドバイスするのが、既に和菓子職人という自分の道を見つけているリンドウなのがまた良かったです。

マジョラムは今後外交官とかになって工業の国と魔法の国の架け橋になっていきそうな気がします。

そして弟のオレガノくんは可愛すぎませんか。

営業「薬の調合」で少し照れながらやるマジョラムポーズ「い、いえい…!」の破壊力はバツグンでした。

チューベローズ様という最強の家庭教師を得て、大成する未来しか見えないです。

ブーケガルニ&ディル

まず、ブーケガルニに恋愛感情が搭載されていたんだ…という驚きが…。(失礼)

それまであんまり恋愛描写なかったのでびっくりしたのですが、EDの幸せ感はトップクラス!

南の島&ウェディングは最高の組み合わせですよね。

ウェディングランチちゃんが見れるのは、このEDだけ!

そしてまさかの短髪ブーケガルニには、萌えポイントをわかってらっしゃる…と平服せざるを得ませんでした。最高です…ありがとう…。

前作までは魔王に憧れる、ザ・小学生男児なブーケガルニでしたが、今作においてあれほど拘っていた魔王の座をローリエおばさんのために放棄します。

ちょっと切ない気もしますが、どちらかというと子供っぽかったブーケガルニが大人の男になることを自ら選んだのにじーんとしてしまいました。

髪を切ったのはその成長の代償に失ったもののメタファーでもあるのかなと。

あの子供っぽさがぬけたらブーケガルニは相当な男前になるのでは…。

ディルさんがチューベローズと離れる選択をしたのは正直、意外でした!

この後にも書きますが、マルシェシリーズは意外にシビアに「別れ」があるんですよね。

誰かのために生きるのではなく、その人それぞれの道を歩ませることに重きを置いている印象があります。

チューベローズは、ディルと一緒だった時には見えなかった景色をマジョラムたちと見ていくんだろうなと思います。もちろん、ディルも。

ミツバ&シオン

ミツバ、EDだとしっかり話せるようになっていて感動しました…!とっても可愛い。

まだ幼いということもあり、ミツバの成長の振れ幅は一番大きいのではないかなと思います。

言いたいことを自分の言葉できちんと伝えることを学んだミツバなので、今後は別人格の出番も減っていっていくのだろうなぁと。

シオンはよく見ると確かに骨格が男の子!それでいて可愛さも兼ね備えた素晴らしいデザイン。

シオンも重い設定を持った子でしたが、無事にそれを乗り越えられて良かったです…!

最後の執事モードのシオンも良かったです。

「執事さん」と呼びながらも正体に気づいているであろうランチにじーんとしました。

「執事さんの好きなもの」がわかるってそういうことですよね。嬉しそうにする執事シオンが目に浮かぶようで可愛い。

二人がどんな大人になっていくか楽しみです。

リンドウ&キキョウ

リンドウはプレイするうちにどんどん好きになっていくキャラでした。

堅物キャラでこんなに魅力的になるの、すごいです。

リンドウの営業の動きは基本的に全部面白いのでお気に入り。

キキョウの意地悪な言葉にも、真面目な反応を返すリンドウ。リンドウはキキョウと合わさることでより面白さに磨きがかかった気がします!

EDは8年後のランチとリンドウが見れるという美味しい展開。

それにしても、8年待ってくれというのは実にリンドウらしいけれど、やっぱり長いですよね…!?笑

そこを即座に待ってる、と返せるランチちゃんはまさに女神ですね。二人とも立派に成長していて、幸せ満載のEDでした。

兄弟子のキキョウもすごく格好いいんですよね。

やる気はあんまりないのに、器用で要領がよくて、おまけに顔がいい。

喋ると感じ悪いけれど、作る和菓子と一緒で実は繊細なのがとても可愛いです。

優しいって思われたくないのか、つっけんどんな対応ばかりするところも!

営業では基本的に動かないところも好きです。

マルシェに対抗するために呼び寄せたキキョウが何故かそのマルシェに戦力になってる状況、オニオンには気の毒だけど面白すぎます…。

フェンネル&バジル

みんな好きですが、やっぱりフェンネルは特別好きです。

設定がずるい。好きにならざるを得ない。

今作では随分丸くなっていましたが、初期フェンネルはけっこう意地悪だったんですよね。最初っからランチに対して甘々なフェンネルさん、感慨深かったです。

今作でも本当に格好良くて、最初のスチルに殺された方多かったんじゃないでしょうか。私もです!

バジルとフェンネルの師弟関係も可愛かったです!

あの天真爛漫さに、フェンネルも救われていたんだろうなぁ。

フルーツのカットが上手くできないことに落ち込むバジルのエピソードは、フェンネルが初めて手作業でケーキを作って上手くいかなかった時のエピソードと重なってウルっときました。

バジルと絡むことでフェンネルのまた新たな一面が見れた気がします。バジルのことも大切に思ってるくせに素直に謝ったり褒めたりできない不器用なフェンネル…尊い。

フェンネルを生み出してくれたまんぷくマルシェには大感謝なんですが、ちょっと思うのはフェンネル一人で鬱要素背負い込みすぎじゃないですか…?( ;∀;)

フェンネルED、良いんですよ。

美しくて切なくて綺麗で、ハッピーエンドなのはわかるんですが、他のEDの溢れるハッピー感と比べると、死別が明確に見えているぶんどうしても辛い…。

他のキャラが未来への希望に満ち溢れているのに対して、フェンネルはおそらく外出すらもきつい状態でベッドに横たわってるって落差が辛かったです。

ランチのことがすごく好きで積極的にアプローチするくせに、いざランチから好意が向きそうになると「君には未来があるから」と離れていこうとするフェンネル…しんどすぎる…。

ご都合主義でもいいから、寿命延びて欲しかったです!!!

プレイ後しばらくお通夜モードでした。

こんなにキャラに感情移入できるゲームは久しぶりです。

それだけ、描写が丁寧で濃かったからですね。

まんマルシリーズありがとう

一作目から一貫してマルシェメンバーが集まるのはあくまで一時期だけのこと。

寂しいけれど、みんながそれぞれ前に進んでいく姿には勇気をもらえます。

お互いを大切な仲間と認識しながらも、自分の道を見つけてそれぞれ違う方向へ向かっていく…そんなマルシェメンバーが大好きです。

三部作ともすごく楽しませてもらいました!

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